多彩な生徒のいる当学園はそのぶん現実の社会に近い学び舎です。単一な属性のクラスとは異なり、授業では物事の見方、感じ方、アイデアの幅が広くなります。色々な個性を持った生徒同士、自己と他者がどうしたら認め合い協力し合えるのか、生徒と教職員が一緒に考えます。
授業では現実の社会の出来事をテーマとして扱い対話を重視した授業を行います(Project Based Learning)。また、芸術のキャリア教育、社会課題と芸術の役割、芸術祭の参加やフィールドワークなど、芸術と社会とのつながりを体感する授業が多くあります。
World Orientationとは、家族、友人、学校、職場、国際関係まであらゆる人間関係を、支配、対立、緊張、依存の関係から、自由で思いやりにあふれた、お互いを豊かにし合う関係へと変えることを可能にする考え方、話し方の「方法」です。また同時に、私たちに「なんのために、どう生きるか」を問う意識を育てるコミュニケーションでもあります。多彩な価値観を持つ生徒の集まる当学園では、生徒同士が個性を発揮しつつ、協力して自らの学びの場を豊かにする意識を育てます。また、この対話スキルを受験面接や将来の職場で活かすことを目的としています。